Facebook広告でCPAを下げるための方法を具体的にご紹介!

この記事では、「Facebook広告でCPAを下げる方法」を具体的にお伝えさせていただきます。

この記事を読んでいただくと、

  • Facebook広告におけるCPAとは何か
  •  CPAを下げるのであれば何を考えたら良いか
  •  CPAを下げるための4つの方法
  • ただ単にCPAを下げるだけではいけない

という点をご理解いただけると思います。

では、順を追って説明していきますね!

目次

Facebook広告におけるCPAとは何か

CPAという言葉をご存じでしょうか。

まずはCPAという言葉から説明していきます。

CPAとは

CPAとはCost Per Action(コスト パー アクション)の略です。

コストは「お金」、パーは「~ごとに」という意味ですが、ではアクションとはFacebook広告の場合は何の略なのでしょうか。

今回のテーマである「Facebook広告におけるアクション」とは目的を指します。

Facebook広告におけるアクション
  • メールアドレス登録をしてもらうこと
  • LINE登録をしてもらうこと
  • 電話でのお問い合わせをしてもらうこと
  • 直接ご来店していただくこと
  • DMやサンプルの請求をしてもらうこと

などの、「お客様に取ってもらいたい行動」のことを、まとめてアクションと呼んでいます。

弊社ですと、お客様にメールアドレスの登録をしてもらうことを目的としています。

このように、皆さん自身がお客様に「何をしてもらいたいか」を考えることが、非常に重要になってきます。

Facebook広告を用いたオンラインマーケティングでは、このCPAが許容できる値よりも少ない金額で広告運用ができることが大前提となります。

CPAが許容できる値とは何か

では、「CPAが許容できる値」とは何でしょうか。

分かりやすく例えると、Facebook広告の運用費用が50万円かかるのに対して、売り上げが100万円になれば、これは運用し続ける価値があります。

出し続けるだけでどんどん売上や利益が増えていく構造であれば、そのFacebook広告は運用し続けてOKです。

この、広告の運用費用というものが「CPAが許容できる値」となります

ですので、CPAが許容できる値をきちんと把握するという事は、とても重要な指標となります。

Facebook広告のCPAを下げるのであれば何を考えたら良いか

CPAが何か分かると、なるべく多くの利益を得たいならCPAはなるべく下げたいと思いませんか?

運用費用や広告費用は安いに越したことはありません。

では、その為には何が必要なのでしょうか。

掘り下げて考えてみましょう。

お客様の行動を細分化する 

Facebook広告を出す目的は、「お客様にアクションをしてもらうため」です。

そのアクションを引き出すために、Facebook広告を見たお客様がどんな行動をするのか細分化して考える必要があります。

 Facebook広告を見たお客様は

STEP
広告を見る
STEP
広告をクリックする
STEP
クリックした先のサイトを見る
STEP
最終的にどういうアクションをするか決める

この4つの流れで行動することがほとんどです。

 Facebook広告では、 

CPC(Cost Per Click)広告を1回クリックしてもらうためにかかった費用
CPM(Cost Per Mille)広告が1,000回表示されるためにかかった費用
CPR(Cost per Response)顧客からのアクションを1件受けるためにかかった費用

などの指標を確認することができます。

 お客様が広告をクリックして、問い合わせやサンプル請求やメールアドレス登録などの「アクション」を実際に取ってくれたこと、つまり顧客候補だった人が実際に顧客になってくれた事を

CVR(コンバージョンレート)

と呼びます。

このCVRを達成するために必要な費用がCPAという事です。

3文字のアルファベットが沢山出てきて少しややこしい感じもしますが、CPC・CPM・CTR・CVRを色々と組み合わせた結果がCPAに影響します。

ですので、CPAを下げたいのであれば、原因や傾向を1つ1つ確認して対策を練っていく必要があります

Facebook広告のCPAを下げるための4つの方法

では、CPAを下げるためには、どんな方法があるのでしょうか?

具体的な4つの方法をご紹介させていただきます。

オーディエンスの変更

Facebook広告を一度でも出したことがある方はお分かりになると思いますが、Facebook広告ではターゲットにするオーディエンスを変更することができます。

オーディエンスの変更をすることで何が変わるかというと、CPMとCPCです。

ある会社で、同じ期間に同じ広告で、ターゲットをオーディエンスAとオーディエンスBに分けてFacebook広告の運用を行った例では、下記のような結果が出ています。

ターゲット:オーディエンスA
CPM1,292円
1,343円
CPC224円
155円
ターゲット:オーディエンスB
CPM1,221円
933円
CPC65円
91円

つまり、同じ広告であったとしても、ターゲットを見極めて設定していくことで、CPMやCPCは変化するということです。

CPMやCPCが高いなと感じる方は、ターゲットを変えてみることを検討してみて下さい。

クリエイティブの変更

2つ目は、クリエイティブの変更です。

この「クリエイティブ」とは何かというと、Facebook広告のフィードに表示される画像の事です。

つまり、広告画像を変えるということです。

お客様がクリックするかしないかは、画像が大きく影響してきます。

Facebook広告を運用していくには一番重要な部分とも言えます。

どんなデザインならCPCが上がるかというのは、一度で見極めるのは難しいと思います。

弊社でも、何度かデザインを変えながら、CPCの動きにどんな変動が見られるかテストしたことがあります。

広告のデザインを変えるだけで反応が全く変わってきたりしますので、CPCを上げたい方は是非試してみて下さい。

見出しの変更

3つ目は「見出しの変更」です。

これは、2つ目に挙げた「クリエイティブの変更」にもつながってくるのですが、

広告画像の中で一番目に入る「最初の文字」に、どれだけインパクトを持たせることができるかが重要になってきます。

お客様の目を引き付ける文言があれば、クリックしてもらいやすくなります。

LPの変更

4つ目は「LPの変更」です。

LPとは、Landing Page(ランディングページ)の略で、クリックした際に一番最初に表示されるページの事です。

この最初のページは、お客様がアクションをするかしないか最終的に判断する大切なページですので、このページをいかに魅力的にするかが重要になってきます。

こちらもオーディエンスの変更やCPCを見て、テストをしながら変更していく必要があります。

CPAを下げるために必要な事

CPAを下げたいと考えた場合、「どこが弱点なのかを把握すること」が必要です

  • CPMが弱点であればオーディエンスを変更してみる
  • CPCを安くしたいと思えばクリエイティブを変更してみる
  • CPMとCPCは問題ないのにアクションがない場合はLPを変更してみる

など、弱点を知ることができれば、優先すべき対策が見えてくるからです。

以上が、Facebook広告でCPAを下げるための具体的な方法となります。

Facebook広告のCPAと事業の最終目標

最後に、少しだけ「事業の最終目的」について触れたいと思います。

Facebook広告はCPAを下げれば下げるほど良いと一般的には言われています。

Facebook広告を出す目的は

  • 事業を成功させたい
  • 利益を取りたい

からですよね。

その為には、ROIやROASを上げていくことが必要です。 

ROI(Return On Investment)投資に対する利益率やリターンがどのくらい見込めるか 
ROAS(Return On Advertising Spend)広告費に対する売上がどのくらいになったか 

広告費に対する売上がどのくらいになったかを把握することは、とても重要になってきます。

CPAが下がっても売り上げにつながらないというケースが存在するからです。

よくある話ですと、無料サンプルの請求(アクション)まではこぎつけたのに、その後の売り上げに繋がらないケースです。

「無料サンプル欲しさに登録はしたけど商品は買わない」というケースですと、サンプル送付後の顧客フォローが弱いなどの原因が考えられます。

ですので、Facebook広告を運用するのであれば、CPAを下げるだけではなく、その後の売り上げに繋がったのかをきちんと追跡し数値で追うことが最も重要になります。

ある会社の例

Facebook広告とGoogle広告のどちらもやっていて、Facebook広告だとCPAが1,000円前後、Google広告だとCPAが2,000円前後だったとします。

この場合、CPAだけ見ると、Facebook広告の方がGoogle広告より半分の費用で顧客のアクションが得られたことになります。

しかし、その後の売り上げがFacebook広告だと2%程度でGoogle広告だと6%程度だったとしたらどうでしょう。

顧客単価がほぼ一緒だとすると、CPAは2倍かかっていたとしても最終的な売り上げが3倍になっている計算になります。

ですので、「投資効率」の面で言えば、上記の例ですとGoogle広告の方が効率が良くなります。

最初に挙げたように、Facebook広告は「事業の売上や利益を上げたい」という目的のために行うものですので、CPAを下げる事ができても最終的な売上に繋がらなければ意味がありません

最後に

 いかがでしたか? 

  • Facebook広告を運用するにあたってCPAを下げることは重要である
  • 自社の弱点を知り、適切なターゲッティングや変更を行う必要がある
  • ただCPAを下げるだけでは意味がない

 という点について知っていただき、最終的な売上や利益向上に繋げていただけたらと思います!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次