賢島の「島内」にあるホテル７選！それぞれの特徴をご紹介

三重県の志摩半島南部に浮かぶ賢島（かしこじま）は、平成28年に国際的な会議のG7サミットが開催されたことで世間に名が知られた、英虞湾（あごわん）に浮かぶ人口１００人ほどの島です。

賢島はまるで地中海のような1年を通して過ごしやすい気候で、目の前に広がる景色は息を飲む美しさが魅惑の島です。

そしてリアス式海岸の穏やかな海は魚介類たちの過ごしやすい環境で、伊勢海老やアワビや新鮮な魚などの宝庫になっていて満足のいく「食」へのアプローチも魅力的な島です。

大阪や名古屋からはなんと、電車１本でアクセスができて気軽に空いた日に訪れてリゾート気分を味わうことができる癒しスポットになっています。

そんな賢島を堪能するのに欠かせない宿をここでは７つ厳選して紹介します。

どの宿も島での滞在をステキに演出してくれること間違いなしです！！

賢島のホテル：志摩観光ホテル ザ ベイスイート

賢島駅から車で２、3分の立地に位置する、賢島きっての大人のリゾートとされるのが「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」です。

70年を超える歴史のあるホテルで「ザ ベイスイート」は2008年に建設された全室100m²以上あるスイートルームの新しい建物になります。

何と言っても伊勢志摩サミットの会場とされたホテルとして知られ、宿泊者は館内のツアーに参加できて当時のサミットであったこぼれ話などを聞くことができます。

部屋からの景色は絶景で、特に浴室でお風呂に入りながらみる英虞湾の美しさは唯一無二の眺望です。

スタッフのおもてなしの心、部屋にある備品、お料理など、どれをとっても一流で日々の忙しさを忘れてちょっと贅沢な日を過ごすには最高のホテルです。

賢島のホテル：志摩観光ホテル ザ クラシック

「ザ クラシック」は賢島北端の賢島大橋のそばにある設立70年の老舗ホテルとして、先ほど紹介した「ザ ベイスイート 」の姉妹館にあたり、昭和44年から志摩観光ホテルの礎を築いてきたリゾートホテルです。

作家の山崎豊子さんの贔屓にしていたホテルで、「華麗なる一族」のオープニングに登場するホテルとしても知られていて、世に知れ渡った作品の数々もこのホテルで執筆されたらしいです。

2016年に改装された館内は落ち着きのる空間で、ホスピタリティーはもちろんのこと、スタッフの接客も歴史の名に恥じないプライドを感じさせられる立ち振る舞いを伺い知れます。

特に館内にあるレストラン「ラ・メール 」は決してお安くはないですが、志摩でとれる海の幸を使った繊細で最高級のフレンチを味わうことができます。

庭園も隅々まで手入れされていて、散策しながら優雅な時間をゆったりと味わえばそこはもう楽園です。

一度訪ればもう帰りたくなくなる気持ちにさせてくれる、リピーターも多いワンランク上のリゾートホテルです。

賢島のホテル：賢島 宝生苑

賢島の南の海岸沿いにある外観はまるでお城のようにも見える10階建の大きなホテルです。

エントランスに入ると誰もが驚くのが、外観と合わせた統一感のある日本家屋のような内装の広さと美しいロビーです。

室数も165室あって、様式は和室でとても快適で過ごしやすい志摩の情景とマッチした雰囲気です。

また、ゲームセンターやボウリング場、カラオケルームなど、施設の内容は充実していますが、一番オススメしたい施設といえばやっぱり庭園露天風呂が売りの天然温泉です。

温泉の泉質はアルカリ性で肌もすべすべになるやさしいお湯で、英虞湾を眺めながらの入浴はまさに極楽！！

決して肩肘を張らない高級旅館のようなホテルですので、羽を伸ばしてゆっくりとくつろぐことのできる安心感があります。

宝生苑の詳細はコチラでご紹介！

賢島のホテル：賢島の宿 みち潮

英虞湾を一望できる賢島の南にある全室オーシャンビューの安心感のある旅館のようなホテルです。

昭和38年からあるホテルなので程よく年季の入った施設ですが、しっかりと清掃の行き届いた館内やお部屋は値段以上の価値のある時間を過ごせます。

お料理はもちろん伊勢海老やアワビを使ったコースなど各種あって、夕食、朝食共にお部屋でのお食事ができるので上げ膳据え膳のおもてなしを受けれて移動の煩わしさもなく自室でゆっくりと過ごすことができます。

みち潮には英虞湾を望める人工ラジウム温泉の露天風呂と大浴場があって、1日ごとに男女の入れ替えがあるので連泊すればそれぞれの持ち味のあるお風呂に癒されます。

他にも宿泊者だけの特典も用意されていて、カップルはもちろん、小さい子供連れの家族にも手厚い気配りにも定評があります。

みち潮の詳細はコチラでご紹介！

賢島のホテル：賢島ホテルベイガーデン

賢島駅から徒歩3分、賢島港からも徒歩3分の好立地にありながら、雄大な自然の中に映える白色の建物が「賢島ホテルベイガーデン」です。

エントランスを抜けてロビーに入ると、鏡のように磨かれた美しい床と広々とした空間にまずびっくりします。

お部屋も洋室と和室の2タイプがあって、旅客の好みやユーザビリティーを考慮した部屋割りも実は嬉しいポイントですね。

素泊まりは比較的お安い料金設定ですが、お料理の質もかなり高く、伊勢志摩ならではの海の幸を堪能することができるのでお料理のプランがオススメです。

気取らない、いい意味で素朴なホテルですが、スタッフの接客の暖かさは決して妥協がないまるで5つ星クラスの細やかなおもてなしが素晴らしいホテルです。

賢島のホテル：賢島グランドホテル

賢島の北東、海を挟んで対岸にある味のあるレトロで閑静なホテルが「賢島グランドホテル」です。

全室和室なので、畳の部屋でゆったりとくつろぐことができて、一人でも気兼ねなく泊まれるリーゾナブルなホテルです。

温泉ではありませんが、浴槽は珍しい三段風呂が一つあって、男女で朝・夕の替え制の大浴場がありゆっくりと旅の疲れを癒すことができます。

また、客室以外にも敷地内のオートキャンプ場を利用することができて、家族でのアウトドアキャンプがホテルにいながら楽しめるのも◎

グランドホテルの一番のセールスポイントが市場での入札権を持っていて、女将が直接魚市場から仕入れてきた鮮魚に舌鼓を打つことができることです。

こちらで頂く「三重ブランド」の的矢かき、伊勢海老、アワビはとくに絶品！！

素泊まりもお得で便利ですが、ぜひお料理のプランで予約することをオススメします！！

グランドホテル の詳細はコチラからどうぞ！

賢島のホテル：プチホテル 賢島ハーバー

名前の可愛い「プチホテル」は賢島の南にある、徒歩５秒で海に着くウォーターフロントの宿泊施設です。

気さくなご夫婦で営まれる宿はまるでペンションのような佇まいで、いたるところに気配りと優しさが溢れるホスピタリティーが訪れる人を癒してくれます。

目の前の筏で気軽に釣りができるもの魅力の一つですが、天気のいい日は英虞湾のサンセットクルージングが楽しめちゃいます♪

リーゾナブルな料金設定ですが、鮮魚は料理の直前に海から揚げたての新鮮な食材を使っていて、またオーナーの仕上げる洋食プレートは絶品です。

用意される朝食の種類もたくさんあって、もちろん味も手抜きがなくボリュームも大満足！！

ひとり旅にも、カップル、もちろん家族での宿泊にもぴったりな、小さいながら賢島の魅力をこれでもかと堪能できるアットホームなホテルです。

まとめ

賢島は小さな島ですが、美しい海と雄大な自然が広がる楽園です。

小さい島ながら高級なリゾートホテルから気軽に立ち寄れるホテルまで、バリエーションに富んだ魅力的な宿がたくさんあります。

ちょっと思い立って行きたくなった時、何日かかけてのんびりしたいときなど、気分に合わせて自分なりの志摩時間を過ごすことができるので参考にしてみてくださいね。