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三重が誇る特産品「三重ブランド」:志摩、鳥羽エリアの認定品をご紹介!

※本サイトはプロモーションを含みます

三重ブランド」をご存知ですか?

三重ブランドとは、厳しく定められた認定審査をクリアし、その称号を受け取った品のこと。

今回は志摩・鳥羽エリアの三重ブランド認定品をご紹介します。

  • 的矢かき
  • 伊勢海老
  • 真珠
  • 答志島トロさわら
  • あわび
  • あのりふぐ
  • あおさのり
  • ひじき

どの品も志摩・鳥羽を代表するものばかり‼

これらは「自然の力」を引き出し、「自然を生かす技術」で三重ブランドに登録された品々です。

今回は、三重ブランド21品目の中から、「志摩・鳥羽エリア」の認定品をご紹介していきます!

目次

「三重ブランド」って?

引用元:Adobe Stock(https://stock.adobe.com/jp/free

三重ブランド」とは三重ブランド認定委員会によって審査を通過、その後知事が認定した生産品・加工品のことを言います。

三重県は、伊勢湾や太平洋の豊かな海、雄大な山々、数々の清流や里山など多様で美しい自然に恵まれた土地。

その三重ならではの「自然の力」と、それを引き出す優れた「人の技」が、高いレベルで融合したもの、それを「三重ブランド」として日本に、世界に向けてブランディングしているんです。

三重ブランドには5つに分かれたコンセプトがあります。

  1. コンセプト
  2. 独自性・主体性
  3. 信頼性
  4. 市場性
  5. 将来性

三重ブランドに登録されているものは、どれも上記の厳しい審査を通過した商品ばかり。

三重ブランドは日本、世界に通用する品が揃っています。

2023年12月現在、三重ブランドの認定品は21品目、認定事業者は、43事業者。

三重ブランドの有効期限は3年。

一度登録されると永久的に販売を継続できるわけではありません。

3年の期間を設けており、認定のためにはその都度更新が必要

その理由は、三重県のイメージを良くするもの、観光客をより集めること、生産者の意欲向上などを目的としているからです。

では次の章から、「三重ブランド」21品目の中から、「志摩・鳥羽エリア」の認定品を詳しくご紹介していきますね!

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「的矢かき」(まとやかき)

引用元:観光三重(https://www.kankomie.or.jp/)

三重ブランド「的矢かき」とは

的矢かき」とは、志摩市的矢湾で養殖される真牡蠣のこと。

的矢かきを養殖しており、100年の伝統を持つ「佐藤養殖場」で出荷されたもののみが三重ブランドである「的矢かき」と呼ばれています。

三重県内でも的矢かきを養殖しているのはここだけ!

(「的矢産牡蠣」「的矢湾牡蠣」と、ブランド「的矢かき」は明確に別物なのでご注意を。)

とても希少価値のある牡蠣です。

三重ブランド「的矢かき」の特徴

的矢かきが三重ブランドに選ばれる理由はいくつかありますが、なんといってもまずはその美味しさ!

「旨味・濃厚さ・爽やかさ」が奇跡的なバランスで成り立ち、とてつもなく美味しく上品な味わい。

その上、牡蠣が苦手な人が理由にあげる牡蠣特有の苦味、えぐみ、臭みなどがまったくなく、身もふっくらしたまさに至高の逸品。

牡蠣嫌いでも食べることのできるほど甘みがあり、とってもクリーミーな味わいです。

「的矢かき」の収穫時期は10月後半から4月ごろ

この時期になると必ず食べる!というファンがたくさんいます!

三重ブランド「的矢かき」の認定ポイント!

養殖場である的矢湾には、ミネラル豊富な水が流れ、牡蠣の餌であるプランクトンが育っていることが認定理由になっています。

また、「的矢かき」の養殖は、手間暇を惜しまない職人技があってこそのもの。

的矢湾の潮流を読みきったり、一つ一つの殻についた汚れを丁寧に取り除き、海に返すといった時間のかかる作業を行ったりと、まさに養殖者の知識・経験・労力の込もった渾身の牡蠣!

また、牡蠣に含まれているウイルスなどを減菌するには薬品がつかわれる事が多いですが、佐藤養殖場では滅菌した海水にかきを約20時間つけ、かきの体内にある菌を全て滅菌する方法をとっています。(佐藤養殖場の特許技術)

これにより、あり得ないほどの高いレベルで安全な生食用の牡蠣を全国へ出荷しています。

豊かな養殖環境、佐藤養殖場の職人技、また安全のための特許を取得した特別な技術が、三重ブランドに認定されたポイントでしょう。

なお、「的矢かき」の認定事業者は、先述の通り「佐藤養殖場」の1箇所のみです。

「的矢かき」を食べてみたい!

日本から世界へ!牡蠣の美味しさを届ける「的矢かき」について、より詳しく書かれた記事があります。

的矢かきの美味しさの秘密、そして的矢かきを食べるなら「的矢かきテラス」へ!

佐藤養殖場がここまで歩んできたストーリーもこちらの個別記事に。

ぜひご一読ください!

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「伊勢海老」

引用元:観光三重(https://www.kankomie.or.jp/

三重ブランド「伊勢海老」とは

皆さんよくご存知の「伊勢海老」。

海老の王様ともいわれる「伊勢海老」は、その別格な美味しさはもちろんのこと、縁起物として扱われていますよね。

その理由は、「長いヒゲ」「腰が曲がった姿」「成長過程で脱皮を繰り返す」といった理由からだそうですよ!

また、伊勢海老の寿命は10年といわれ、中には30年以上生きたものも!

調理法は多彩で「煮る・焼く・そのまま」、どんな食べ方でも美味しいのが伊勢海老です♪

三重ブランド「伊勢海老」の特徴

三重県はなんと伊勢海老漁獲量が日本一

三重のリアス式海岸は伊勢海老にとって栄養豊富な餌が多くあり、育ちやすい環境が整っています。

美しい見た目と引き締まった弾力のある身、そして噛んだ瞬間に口に広がる甘さは絶品!

これが三重の伊勢海老の特徴です。

三重ブランド「伊勢海老」の認定ポイント!

三重では率先的に「つくり育てる漁業」の活動を行っています。

伊勢海老の卵から稚エビを育てる取り組みを、明治30年頃から開始しています。

そして昭和63年、世界初の人工飼育に成功

現在も将来を見据えた研究と量産技術の開発を継続しています。

また、

  • 禁漁期間を定める(5~9月ごろ)
  • 体長制限を設ける
  • 1回に仕掛ける網の数を制限する

こういった伊勢海老を守る取り組みが、評価と認定に繋がったのでしょうね。

三重ブランドの「伊勢海老」認定業者は「三重外湾漁業共同組合」「鳥羽磯部漁業協同組合」「紀南漁業協同組合」となります。

「伊勢海老」を食べたい!

漁獲量日本一に輝く三重ブランドの海の幸=「伊勢海老」が食べられるおすすめのお店を紹介した記事があります。

こちらからどうぞ!

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「真珠」

引用元:ミキモト真珠島公式HP(https://www.mikimoto-pearl-island.jp/)

三重ブランド「真珠」とは

三重県の志摩・鳥羽は、『真珠の三大産地』と呼ばれる真珠養殖の産地。

三重の真珠養殖は、誰もが知る世界的な真珠ブランド「ミキモト」の創業者である御木本幸吉氏が、鳥羽で真珠の養殖を成功させたことからその歴史は始まります。

三重県の海はプランクトンが多く、潮の流れが穏やか。

そんな海水環境は、真珠養殖に欠かせないアコヤ貝などの生育にとても適していて、まさに真珠の養殖には最適といえるようです。

ミキモトの真珠は今もなお、世界中から評価され続けているまさに「ブランド」の真珠で、三重ブランドに認定されるのも納得ですね!

三重ブランド「真珠」の特徴

三重ブランドの「真珠」の特徴は、その美しさ!

真珠の美しさ決める基準は、「色」「形」「巻き」「光沢」「サイズ」といった基準がありますが、これらの要素がしっかりとそろったものが「三重の真珠=ミキモトパール」です

ミキモトの創業者・御木本幸吉翁氏があこや貝の養殖方法を発明してから100年以上。

今もその技術は進化を続け、パール業界のトップに君臨しています。

他の真珠と比べるとミキモトパールの違いは一目瞭然!

世界中の女性を真珠で飾る」という創業者の強い想いを今も受け継いでいます。

三重ブランド「真珠」の認定ポイント!

「真珠」は、稚貝から手入れをし、計2年かけて母貝になるまで育てます。

真珠養殖の要となる核入れを行い、漁場で養生させ、また別の漁場へ移しそこから本格的な養殖を開始。

養成期になると、重要な作業が加わります。

  • 貝掃除:貝表面に付いたフジツボなどを取る作業
  • 水温管理:赤潮などに注意を払う
  • 浜揚げ:人の手で貝から真珠採取(厳しい寒さの中行う作業)

など。

このような養殖技術の高さは日本のみならず世界でも高く評価され全国真珠養殖品評会では毎年受賞を飾っています。

ミキモトパールのクオリティが三重ブランドとして認められています。

認定業者は「株式会社 御木本真珠島」「株式会社 ミキモト」「三重県真珠養殖漁業協同組合」など9つの事業者。

「真珠」についてもっと知りたい!

志摩・鳥羽で本物の「真珠」を見てみませんか?

志摩・鳥羽で真珠を買う時のオススメや、鳥羽の有名観光地「ミキモト真珠島」について詳しく書いた記事はこちらです!

貝から真珠になるまでの製造工程など、普段見ることのできない体験ができますよ♪

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「答志島トロさわら」

引用元:答志島トロさわら公式HP(https://torosawara.com/)

三重ブランド「答志島トロさわら」とは

答志島トロさわら」をご存知ですか?

三重ブランドに認定されている「答志島トロさわら」は、脂肪含有量が10%を超えているものを指し、なめらかでとけるような舌触りは絶品!

サワラはみが崩れやすいため料理人泣かせといわれていますが、答志島トロさわらは身がしっかりしているため扱いやすいと各地のシェフから高評価を得ています。

三重ブランド「答志島トロさわら」の特徴

答志島トロさわら」の旬は秋から冬時期にかけて。

脂ののりは、全国トップクラス!その味はまるでトロ‼

イワシなどを餌とし脂肪に蓄えているため、生で食べたときの食感が、まるでとろけるような口当たり

そのまま生で食べても美味しいですが、炙り・揚げ・煮る…どんな食べ方も「トロ感の強さ」を感じることができます。

その時期しか食べることのできない希少な魚ですよ♪

「答志島トロさわら」の認定ポイント!

「答志島トロさわら」が評価されたポイントは3つあります。(参考:三重ブランド公式HPより)

  1. ブランド基準のマニュアル化・漁獲~販売までを徹底管理している。
  2. 脂肪含量10%以上のさわらをコンスタントに水揚げできる。
  3. 鳥羽市・鳥羽市観光協会と共同でトロさわらのをブランド化し販路を広げている。

このような取り組みを続けた結果、三重ブランドの認定に至ったのでしょうね。^^

ちなみに認定事業者は、鳥羽磯部漁業協同組合となっています。

「答志島トロさわら」についてもっと知りたい!

答志島トロさわら」のことをもっと知りたいなら、答志島へGo‼

島全体が広すぎず、一日で回り切ることができる人気の島♪

答志島トロさわらを味わえるお店も多数ありますよ

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「あわび」

引用元:O-DAN(https://o-dan.net/ja/)

三重ブランド「あわび」とは

三重ブランド第一号に認定された「あわび」は、黒あわび・メガイあわび・マダカあわびの3種類のことをいいます。

日本の高級食材である「あわび」ですが、その中でも志摩・鳥羽のあわびは鮮度が高く、身も大きなことで有名

志摩・鳥羽へ訪れた際は、ぜひ食べていただきたい価値ある逸品です。

三重ブランド「あわび」の特徴

三重ブランドの「あわび」は、旨味が凝縮されています。

クロあわびは旨味が強く身は肉厚、歯ごたえあり◎

海のダイヤ」と呼ばれる最高級品です!

反対に、メガイあわびは柔らかめの食感が特徴。

加熱することで甘みが引き立ちます。

お刺し身でも食べやすいと人気です♪

「あわび」の認定ポイント!

あわびは、年々減少傾向にあります。

そのためあわび漁では、捕獲制限や禁漁期間を設けるなど、厳しい取り決めを行っています。

また資源維持のため、

  • 種苗放流
  • 漁場構成
  • 害虫駆除

等、積極的に務めています。

海の大切な資源を守る姿勢が、三重ブランドに認定されたポイントでしょう。

あわびの認定事業者には「三重外湾漁業協同組合」や「鳥羽磯部漁業協同組合」があります。

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「あのりふぐ」

引用元:観光三重(https://www.kankomie.or.jp/)

三重ブランド「あのりふぐ」とは

三重ブランドに認定されている「あのりふぐ」とは、天然のとらふぐであること+体重700ブラム以上のものを言います。

主に安乗漁港で水揚げされることが多いことからあのりふぐと呼ばれています。

「あのりふぐ」の特徴

ほかのふぐと比べ「あのりふぐ」は、大きな身体と引き締まった身が特徴です。

食べると、ごたえ・甘み・とろける旨味が口の中にいっぱいに広がります。

あのりふぐが食べられるのは10月初旬~3月末までの約半年間となっています。

「あのりふぐ」の認定ポイント!

あのりふぐ漁では、大きさに規定を定めており、基準を満たしていないものは再放流をしています。

また、

  • ふぐの稚魚の放流
  • 資源管理
  • 飲食店でのより良い調理法で提供する

など、さまざまな取り組みを行っています。

こういった努力が、三重ブランドとして高く評価されたのでしょう。

「三重外湾漁業協同組合」があのりふぐの認定事業者です。

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「あおさのり」

引用元:観光三重(https://www.kankomie.or.jp/

三重ブランド「あおさのり」とは

三重ブランドの「あおさのり」は、全国生産量の7割を占めています。

中勢地域~東紀州地域に渡って養殖され、安定した生産量を保っています。

どんな調理法でも取り入れやすいのが、あおさのりの魅力♪

三重のお土産品として、乾燥した「あおさのり」や「あおさせんべい」などが人気です。

三重ブランド「あおさのり」の特徴

 三重ブランドの「あおさのり」は葉が大きく広がっているのが特徴。

鮮やかな緑色の見た目と、フワッと広がる磯の香りが他のあおさのりとの違いです。

また毎年1月から春にかけて、三重県内各地の沿岸部では、あおさのりの養殖風景を一望できます。

高台から眺める景色は、観光名所にもなっています♪

「あおさのり」の認定ポイント!

三重ブランドの「あおさのり」は、生産地が広範囲にわたります。

そのため産地ごとに基準を設け、

  • 等級づけ
  • 検査
  • 共同販売の体制

など、品質の向上・生産拡大に注力しています。

また、お客様から生産者へのフィードバック・研修会を行い、より出来の良いものを常に目指しています。

このような試みが、三重ブランド認定を獲得したポイントです!

「あおさのり」の認定事業者は三重県漁業協同組合連合会です。

志摩・鳥羽エリアの三重ブランド:「ひじき」

引用元:観光三重(https://www.kankomie.or.jp/)

三重ブランド「ひじき」とは

志摩・鳥羽エリアの「ひじき」は、全国でも有名な産地として知られています。

三重ブランドのひじきは代々受け継がれた「茹でない製法」で作られた伝統的なもの。

これにより、ひじきの美味しさを最大限に感じることができます。

三重ブランド「ひじき」の特徴

三重ブランド「ひじき」の特徴を5つご紹介!

  1. 長い
  2. 太い
  3. 風味が良い
  4. 高い栄養価
  5. 伝統的な蒸し加工

一本一本しっかりと身がつまっており、食べごたえ十分。

ゆでずに「蒸す製法」のため、栄養分がしっかりと残りひじき本来の味を感じられます。

市場では他のひじきよりも高値で取引され、各地で高い評価を受けています。

「ひじき」の認定ポイント!

三重ブランドとなった「ひじき」の認定ポイントはこちら。

  • 伝統的な製法(伊勢方式:蒸し製法)
  • 品質向上への取り組み
  • 採取場所・採取時期の徹底管理
  • 食への安心と安全

などが、三重ブランドとして評価されています。

「北村物産株式会社」や「ヤマナカフーズ株式会社」がひじきの認定事業者となります。

まとめ

今回は志摩・鳥羽の三重ブランドについて紹介しました。

聞いたことのある有名な特産物から、それって三重ブランドだったの⁉と知らなかった品もあったのでは?

どの品も過去を大切に、未来へと繋がる取り組みを行っています。

ぜひ志摩・鳥羽に訪れた際には、三重ブランドを実際に目で見て・触って・食べて・感じてみてください!

きっと、三重ブランドの想いを誰かに伝えたくなっちゃいますよ~^^

この記事を書いた人

ライター兼ディレクター
旅と食と海をこよなく愛する3児の父親 (家族大好き)
趣味は家事・育児 (縫い物だけできません)
得意料理は餃子とパスタ (本当に美味しい)
日本一周旅行を計画中 (早く行きたい!)

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